腕時計メンテナンス/工具を使ってベルトを外せたらココまで出来る。
さて次は工具を使って”ベルトを外す事が出来ればココまで出来る”メンテナンスの紹介です。ベルトを外すには”バネ棒外し”か”ドライバー”があればOK。
このベルトとケースの隙間(ラグ部)などは必ず汚れています。ここを綿棒にリムーバーを付けて拭けば驚くほど綺麗になります。
こういったバネ棒が入る穴や直角になった所は綿棒では落ちませんから、歯ブラシで落とします。もし歯ブラシで落ちない場合です。これはピンセットの先で削り落としますがキズが付くことが怖い方はこれも、リムーバを爪楊枝に染み込ませから擦って見てください。
かなりヒツコイ汚れの場合はワイヤーブラシになりますが。もちろんベルト側も汚れていますから歯ブラシにエタノールかリムーバを染み込ませてブラッシングです。
また”ヘアーライン研磨剤”のところで説明した裏蓋のキズですが、これは掃除したら粉が出ます。よってこの裏蓋の研磨も出来ればベルトは取り外してから行いたいものです。
ベルトが外せたらメタルバンドは超音波洗浄機で洗浄するのが一番。ひつこい汚れは洗浄機の中でブラッシングですね。外す方法はCooの腕時計”ベルト交換”でどうぞ!
ベルトを外して取り付けが出来れば、自分で出来るメンテナンスの幅がグンと広がります。
では次は裏蓋を開ける事が出来ればココまで出来るメンテナンスの紹介です。