電池交換洗浄無しコース/Cartier?
2013.6.25お預かりのCartier?ですが、このモデルは本物には無いでしょうから偽物とも言えないか?
6本届いたうちの1本。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は8本ネジで留まっていて右が裏蓋記載。
ところがネジを緩めても不動のものもあり。精密ドライバーの先端が欠けてしまって返却するか迷いながら進めていきます。
兎に角は緩む箇所のみ回して、返却しようとネジを締めていて気がついた!
半分のネジは緩んでいないはずなのに、裏蓋が揺れている????
ところがピンセットで持ち上げても上がらない?
でもドライバーでこじ開けると外れましたが、なんと!
4本のネジはダミー。裏側から見てもわざわざ本物のネジを溶接してあります。
わかって居ればドライバーを壊すことも無かったわけですが。
結局4本のネジで留まっております。
これがムーブメントですが精度や電池寿命云々は無しに。というものです。
時間を合わせて電池交換完了です。こういうタイプの時計は外観は全く同じでも
裏蓋構造は全て違いますから厄介。
私の経験からは外観は同じでも「はめ込みタイプ」も「スクリューバック」でさえありと思います。四角い裏蓋のスクリューバックも現実に触りましたから。
よって時計屋は触りたがらない訳がわかって頂けますか。