電池交換洗浄無しコース/G-SHOCK DW9200K/1845

2014.5.13お預かりのG-SHOCK DW9200K/1845電池交換です。
「到着までに経緯があった受付」ですが無事に作業が出来るか返却か?

3本届いたうちの1本。

基本、G-SHOCKは洗浄することで「加水分解」の恐れはあります。
ベゼル・カバーを外しただけで割れたりヒビが入る物も。
最近、そこをご理解頂けない方が多くG-SHOCKは断る事が多いのです。
基本20年も経過した時計は「オールド・クォーツ扱い」である事をご理解ください。
責任など考えたら触ることも出来ません、無責任な作業です。

裏蓋を開けるにはベルトを取り外す必用があります。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っております。

更にゴムのスペーサーが覆っておりますから取り外し。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェクします。

表示確認ですが液晶がにじみます。これ液晶不良か。長期間の放置で表示が不安定なだけか?
液晶不良の場合は後で「以前はこんな表示では無かった」とクレームになりますから表示させないで返却です。

兎に角は1時間は、置いて表示が戻るかどうか確認に時間が掛かりますから
その間に他のG-SHOCKの作業を進めます。

放置して2時間、表示は普通になりましたので電池は抜かず。
電池交換受付とします。表示が復活しなければ私、電池は廃棄でした。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

外したパーツを戻していき。

ELライト点灯確認。

バンドを取り付け電池交換完了です。メンテナンス・コースでご依頼ですが
ベゼル・カバーやベルトは「加水分解必至」なので洗浄など出来ません。

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