電池交換洗浄無しコース/G-SHOCK DW8200/1294
2011年6月6日お預かりのG-SHOCK DW8200/1294電池交換メンテナンスです。
交換用ベゼルも一緒にお持ち込み。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
その場で「リチュウムの電池交換のみ2.000円コース」でご依頼。即、持ち帰りのご予定だった様ですがプッシュボタンが錆び付いて動かない。これは「MODEボタン」ですから動かなければ電池交換の意味がなく、お預かりとなりました。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
スペーサーを外して。
これがムーブメントで。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
普通プッシュボタンは押すと、内部へ突き出ます。
こちら押しても不動。錆び付いております。
それにてもケース左側の長いプッシュボタン2つですが、ボタンと中のシャフトが歪んでますね・・。ベゼルがパイプの様になっているので取り外すときに殆どの方が曲げてしまうようです。
歪みも直して洗浄して綺麗になりました。歪みを戻した時に折れる事も多々ありますからご注意下さい。
ケース側もこの状態。
電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
表示確認してボタン操作で確認音をチェックしてELライト点灯確認。
お持ち込みのベゼルカバーを取り付けて。
ベゼルカバーのネジも同梱、よくこれを紛失してベゼルカバーだけ送って来られる方も多い。またバネ棒は錆びて使い物になりませんから交換します。バネ棒の状態から外すのも大変だったと思います。ある意味、この状態で外せたら大したものです。
ベルトを取り付け電池交換&プッシュボタン修理完了です。問題は取りに来られるときですか。2011年6月現在では店を空ける時は鍵を掛けて出ますが、父が降りて来て店番している事があります。となると取りに来られても「そのような腕時計は、お預かりしていない」と言いますから、お客様を慌てさせること多々ですか。うまいタイミングで来られれば良いのですが。