電池交換洗浄無しコース/LONGINES L5.174.0

2016.3.11お預かりのLONGINES L5.174.0電池交換です。ついでに革ベルトの交換もご依頼です。なんでもお近くのショップでは何処も受けて貰えないと。
この角度の写真が送られてきたので気軽に受けましたが。

到着致しまして、めっちゃ期待されているとプレッシャー(^^;)

竜頭の動きをチェックして。

遊び革の状態もチェックします。おそらくスエード調の革ベルトですが表面が変質して悲しい姿に。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。保護シールはそろそろ剥がさないと。

さてこのラグ部の形状を見て「えらいものを引き受けてしまった!」と。(-_-)

これは専用革ベルトですから綺麗にカットされておりますが既製ではこうは行かない。

切り込みのセンターの凸部分ですがピンを通すのが、かなりの難所。
ショップが断るのは当然でしょう。かといって専用革ベルトを入手出来る店は皆無と思われますし、有っても革ベルト1本2万円くらいか。

その前に時計が動くかどうか。裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ラグ部ピンですが、黒い汚れ部分を除去出来てこその交換。
これが洗浄しきれない様では、取付は無理でしょう。

入念に洗って理論上の交換は可能な状態に。問題は通せるか。

ラグ部の汚れも綺麗に拭き取ります。

同梱された革ベルト。

まずは大まかにザックリカットします。

ここまでは簡単ですが、実際にピンを通す作業がかなり厄介。

30分掛かって何とか通せましたが指が攣って大変。(^^;)

保護シールも剥がして磨きます。

元の尾錠も使えそうなので洗浄します。

同じ幅のモノを選ばれたのか、偶然なのか?

交換完了。

時間を合わせて電池交換完了で、革ベルトも交換完了。

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